そもそも、わが国の財政は楽観視できない。金融政策の転換もあって国債の長期金利は上昇基調にある。わが国はゼロ金利から「金利のある世界」に戻った。10月末で10年債の金利は1.66%、40年債は3%を超えてきた。超長期国債の金利急騰を受け、財務省は満期20年以上の国債の発行額を減らし、短期国債を増額する形での国債発行計画変更を迫られた。国債をめぐる厳しい状況は続くだろう。
女性首相の誕生によって、今後、日本の政治分野における男女格差は縮小し、女性政治家や女性閣僚、さらには女性首相が増加していくのだろうか。これまでも政党の党首をはじめ、国会の議長、大臣などの要職に女性が就く例は存在してきたが、女性首相という政治リーダーの ...
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